診療科別研修内容(呼吸器外科)
当院の医師臨床研修プログラム概要です。
Resident program
研修目標
呼吸器疾患全般にわたる病態を理解して、適切な対応ができる基本的な臨床能力(態度・知識・技能・コミュニケーション能力)を身に付ける。
具体的な到達目標
- 胸部の単純X線写真、CTの読影
- 胸腔ドレーンの挿入と陰圧持続吸引の理論と管理
- 胸郭内の解剖の理解
- 呼吸器外科疾患患者における手術適応の判断
- 手術患者のリスク評価
- 手術のための肺機能評価、術前呼吸機能改善法
- 呼吸器外科領域における手術手技を理解・習得
- 手術介助と周術期管理の実施
- 呼吸機能検査及び動脈血ガス分析の結果の評価
- 気管支ファイバースコープの前処置、麻酔法、基本的手技の習得
- 胸部外相患者の管理の習得
- 救命的気管挿管
- 気管切開、輪状甲状靭帯穿刺
- 透視下またはCT透視下肺生検
- 中心静脈カテーテル CVポート留置
- 患者および家族に適切な説明が行える
- 肺がん患者の緩和ケアと家族の精神的ケアが行える