診療科別研修内容（産婦人科）
当院の医師臨床研修プログラム概要です。
Resident program
一般目標
産婦人科疾患の基礎知識、および臨床的な手技を習得する。
具体的目標
産科
- 妊娠を診断し、妊娠週数と分娩予定日を計算できる。
- 妊婦の生理的経過を理解し、定期検診ができる。
- 超音波検査法にて胎児計測を行い、胎児評価ができる。
- 正常分娩に立ち会い、その経過を理解する。
- 会陰切開、会陰縫合ができる。
- 児娩出の介助、児の処置、臍帯・胎盤の処置ができる。
- 産科的緊急疾患（胎児仮死、常位胎盤早期剥離、前置胎盤など）に対しての初期対応ができる。
- Apgar指数を評価できる。
- 産褥期の経過を理解し、その異常に対処できる。
- 正常新生児のケアができる。
婦人科
- 女性生殖器の解剖を理解し、双合診・直腸診にてその状態を把握できる。
- 膣鏡にて子宮頚部が観察でき、子宮頚部細胞診ができる。
- 超音波検査法にて骨盤内臓器の情報を得ることができる。
- 代表的な婦人科疾患（腫瘍、感染症、性器脱等）を理解し、その検査法、治療法についてオーダーできる。
- 手術の助手ができ、手術前後の管理を行える。
その他
- インターネットなどを使用し、文献検索ができる。
- 症例提示ができる。
- 産婦人科専門医師あるいは他科医師に適切に紹介できる。