診療科別研修内容(小児科)
当院の医師臨床研修プログラム概要です。
Resident program
研修目標
小児の特性を埋解し、日常診療の場で頻度の高い小児一般疾患および救急疾患に 適切な対応が出来る能力を習得する。
習得すべき項目
- 小児の採血、静脈ルート確保、髄液検査など基本検査手技を習得する。
- 気管内挿管、CPAP装着、酸素テント、吸入療法などの基本治療手技を習得する。
- 患児や親に不安を与えずに接することが出来る。
- 親から発病の状況、患児の生育歴、既往歴、予防接種歴などを的確に聴取できる。
- 新生児の蘇生や呼吸障害、感染症などに対する初期治療を行うことができる。
- 小児の年齢別の身体発育、精神運動発達を理解し、正常範囲を判断できる。
- 予防接種、乳児健診についての基礎知識を習得し、実際に経験する。
- 日常診療の場で頻度が高い小児一般疾患の診断、治療、わかりやすい説明ができる。
- けいれん性疾患の初期治療と、鑑別診断ができる。
- 呼吸困難の初期治療と、鑑別診断ができる。
- 腹痛、嘔吐・下痢を訴える患児の初期治療と、鑑別診断ができる。
- 腸重積の診断と治療ができる。
- 発疹性疾患の鑑別診断と、登校(園)禁止期間について説明できる。
- 小児に用いる薬剤の知識と使用法、薬用量を習得する。