診療科別研修内容(消化器内科)
当院の医師臨床研修プログラム概要です。
Resident program
研修目標
臨床医として必要な消化器疾患(消化管、肝、胆道、膵疾患)及び糖尿病の診断法、治療法の基本的知識の習得とそれらに関する検査法の技術について研修する。
検査、治療技術
1. 検査の適応が判断でき、結果の解釈できるもの
- 腹部単純X線検査
- 腹部X線CT検査
- 腹部MRI検査
- 核医学検査
2. 自ら施行し、結果の解釈ができるもの
- 腹部超音波検査
- 胃透視、注腸透視検査
- 内視鏡検査(上部、下部)
主に見学で研修するが、所見について理解できるもの
- 超音波内視鏡検査
- 内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)、応用:EST、ENBD、ERBD、EPBD、総胆管結石の破砕・採石
- 腹腔鏡検査、肝生検
- エコ-下肝生検、PEIT、RFA
- 血管造影法(放射線科で研修)
- 治療手技
- 食道静脈瘤硬化療法(EIS、EVL)
- 内視鏡的止血処置
- 内視鏡的粘膜切除術(EMR~ESD)
- 内視鏡的ポリ-プ切除術
- 経皮的ドレナ-ジ(PTCD、PTAD、PTGBD、PTBE)
- 内視鏡的拡張術、ステント挿入術
- 経皮内視鏡的胃瘻造設術、など
スケジュール
- 病棟: 指導医、上級医の下で入院患者を担当しながら種々研修する。
- 外来: 指導医の下に、消化器科救急外来の診察を行う。
- 検査: 腹部超音波検査、上部消化管内視鏡検査、透視検査、下部消化管内視鏡検査