診療科別研修内容(脳神経外科)
当院の医師臨床研修プログラム概要です。
Resident program
一般目標
脳神経外科が扱う疾患とともに広く神経疾患についての基礎知識を習得し日常診療で遭遇する神経疾患に適切に対応できるようにする。
習得すべき項目
知識
- 問診を的確に行える。
- 神経学的診察を行い、症状の把握ができる。
- 救急患者の初期対応を的確に行える。
- 意識障害の評価、病態の鑑別ができる。
- 脳神経外科における基本的疾患について診断、標準的治療方針をたてられる能力を身につける。
- 水電解質管理、栄養管理など全身管理ができる。
- 脳外科の手術について理解し、術前、術後管理に基本的なことができる。
- 患者の状態を常に理解し変化を把握できる。
- 基本的な手術術式を覚える。
- 的確な補助診断を選択し、CTの基本的な読影ができる。
- 基本的な神経解剖を覚える。
手技
- 救急蘇生法を含め、呼吸管理、循環管理ができる。
- 腰椎穿刺ができる。
- 創の縫合
- 中心静脈カテーテルの挿入。
- 穿頭を行える。
- 開頭、閉頭の助手ができる。
- 脳血管撮影の基本的手技ができる。
- 気管切開ができる。
研修方法
- 脳神経外科専門医と共に入院患者を受け持って管理する。
- 外来にて指導医とともに神経学的診察を学ぶ。
- 救急外来で救急患者の診療に参加する。
- 指導医と共に手術に入り手術手技、術中管理を学ぶ。
- 指導医、治療スタッフとのカンファランスを通じてほかのスタッフ と協力して治療を進めることを学ぶ。