血液浄化センター
当院の血液浄化センターの紹介です。
Kidney center
血液浄化センターでは主に慢性腎不全患者の治療として血液透析療法を実施しております。
現在ベッド数は29床あります。スタッフは医師3名(泌尿器科兼務)、臨床工学技士2名、看護師11名(臨時職員含む)、看護助手1名のチーム医療として運営しております。
日々、安全でゆとりのある透析の提供に努めております。
血液浄化センターの概要
透析治療の診療日
透析日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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8:15~ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
11:30~ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
ベッド数
- 27床+2床(個室)
- 個人用ロッカーー、個人用テレビ完備
機器
多人数用機器:24台/個人用機器:5台
特色
透析管理
透析情報管理システムが導入されており、より安全な透析を提供しています。
透析液の清浄化について
水作成処理装置は殺菌効果の高い活性次亜消毒装置を用いています。またエンドトキシン・生菌の検査を週1回測定するなど、透析用水の清浄化に力を入れています。(水処理加算1を取得しています。)
栄養指導
定期的に管理栄養士がベッドサイドで、透析食についての指導を実施しています。希望により個別指導も行っています。
フットケア
フットケアの講習を受講した看護師が定期的に足部を観察し足病変の早期発見に努めています。
個室の完備
個室を2部屋配備しています。インフルエンザやノロウイルスのなどの感染症患者発生時に使用しております。
新型コロナウイルス感染者に対しては、別病床で対応しております。
行っている治療方法と病気
血液透析
慢性腎不全
糖尿病、慢性腎炎、腎硬化症、のう胞腎、膠原病、先天性疾患、痛風などにより腎機能が徐々に低下して回復困難になり尿毒症症状が出現した場合。
急性腎不全
外傷後、火傷後、出血後、手術後、薬剤性、心不全、敗血症、ショック、腎炎、膠原病、泌尿器科・婦人科疾患などによる尿路閉塞など急性的に腎不全が発症する場合。
持続緩徐式血液透析濾過
心臓の病気などで循環動態が不安定な腎不全、重症急性膵炎、劇症肝炎、急性腎不全。
エンドトキシン吸着
敗血症ショックなど。
白血球除去療法
潰瘍性大腸炎、クローン病、慢性関節リウマチ。
血漿交換・血漿吸着療法
肝不全、血液関連の病気、膠原病、代謝性疾患など。
腹水濾過濃縮
肝硬変・癌性腹膜炎などによる腹水。