薬剤科
当院の薬剤科の紹介です。
Pharmacy
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はじめに
当院薬剤科は薬剤師14名、薬剤助手2名、計16名で構成されています。
調剤
医師から処方された薬の服用方法や用量、飲み合わせ、同じようなお薬の処方、検査値などのチェックを行ったあと、調剤を行っています。
また、糖尿病薬、抗凝固剤・抗血小板剤(血をサラサラにする薬)、抗がん剤など、特に注意が必要な薬が処方されている場合は、病名や薬を服用している期間、検査値等を確認してから、調剤を行っています。
医師の指示に基づき、薬の情報(薬の飲み方、お薬の働き、副作用、服薬時の注意点など)について文書を作成し、情報提供を行っています。
がん化学療法
外来化学療法(外来通院しながら行う抗がん剤治療)、入院化学療法(入院して行う抗がん剤治療)を受けられるすべての患者さんに対し、使用する薬の投与量、投与期間、検査値等のチェックを行っています。
また、新規に化学療法を行う患者さん、投与する薬の種類や量、期間などに変更があった患者さん、オピオイド(痛み止め)が処方されている患者さんに対し、お薬の働き、副作用、注意点などに関して、薬剤情報紙やパンフレットを用いて指導を行っています。
薬剤管理指導業務・病棟業務実施加算
全病棟に、1名以上の担当薬剤師がいます。患者さんのベットサイドでお薬の効能効果、副作用についての説明や、薬の飲み合わせ、同じ系統のお薬、検査値、副作用、アレルギーなどのチェックを行っています。必要に応じて、インスリン・吸入薬など手技に関する指導も行っています。
また、回診に同行し、医師、看護師等へ、薬に関する情報、副作用等について、情報提供を行っています。
全入院患者さんを対象に、内服、外用、注射剤の処方のチェックや、注射剤の速度チェックを行っています。
持参薬管理業務(入院支援センター業務)
外来化学療法(外来通院しながら行う抗がん剤治療)、入院化学療法(入院して行う抗がん剤治療)を受けられるすべての患者さんに対し、使用する薬の投与量、投与期間、検査値等のチェックを行っています。
また、新規に化学療法を行う患者さん、投与する薬の種類や量、期間などに変更があった患者さん、オピオイド(痛み止め)が処方されている患者さんに対し、お薬の働き、副作用、注意点などに関して、薬剤情報紙やパンフレットを用いて指導を行っています。
薬剤師外来
医師の診察前に薬剤師が服薬状況、副作用発生状況の聞き取りを行い医師に情報提供や処方提案を行います。
緩和ケアチーム
医師、薬剤師、看護師、管理栄養士、理学療法士、作業療法士、事務等他職種と連携しながら活動しています。
外来、病棟から緩和ケアの依頼があった患者さんに対し、様々な痛み、症状に合わせ、医師、薬剤師、看護師が患者さんからの相談に乗っています。
院内感染対策チーム
院内感染対策チームは、医師、薬剤師、看護師、臨床検査技師等、多職種で構成され、感染防止対策、教育訓練、抗菌薬の適正使用などの業務を行っています。
インフルエンザ等感染症の流行情報をいち早く収集し、院内で拡大しない様的確な指示を発信し、感染予防に努めています。
感染症流行の状況により、病棟へのお見舞いが制限される場合があるので、ご協力の程宜しくお願いいたします。
外来化学療法について(当院採用レジメン 2023.4.1現在)
地域の保険医療機関及び保険薬局との連携体制を強化する目的で、当院の外来化学療法で施行されているレジメン(抗がん剤の治療法)を開示します。
施行レジメンは下記の病名をご覧ください。
レジメンに関するお問い合わせ、がん薬物療法中の患者さんに関して、保険薬局で得られました情報ならびに薬学的評価はトレーシングレポートの様式にて、下記のアドレスまでご連絡ください。
トレーシングレポート様式のダウンロード
疑義照会、患者さんに関する緊急性の高いお問い合わせに関しては通常通り主治医へお問い合わせください。
問い合わせ先
能代厚生医療センター
TEL:0185-52-3111(代表)