院長あいさつ

院長　太田原 康成（おおたわら　やすなり）

当院のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
私達の病院は、昭和8年2月1日に開設されました。この頃、東北地方は経済と農業の恐慌が深刻で、医療を受けられずに死んでいく状態から医療自治運動が起こり、これがきっかけで病院が作られました。平成元年に病床数580床で現在の場所に新築移転、再編を経て現在は病床数378床で運営しています。秋田市から北へ65km、世界遺産白神山地を仰ぎ、奥羽山系を源とする米代川が日本海に注ぐ河口近くにあります。医療圏人口は10万人弱で、各種学会訓練施設、災害拠点病院、地域がん診療病院等の指定を受け、秋田県沿岸北部の地域中核病院として機能しています。
私達は地域の中核病院として、医療を通して地域の皆様の健康を守るために仕事をしています。地域の皆様に信頼され愛される病院を目指し、安全で高度な医療を提供します。優れた医療者育成にも力を入れており、職員教育の他に初期研修医の育成、医学生看護学生をはじめとする医療系学生実習、更に高校生や中学生のインターンシップも積極的に受け入れています。
人口が急激に減少し、医療を取り巻く環境がめまぐるしく変化する中で、皆様の健康を守るために、地域の皆様、行政の皆様、地域医療機関の皆様、当院職員と話し合いながら医療を提供して参ります。今後更に病院機能を向上させるために皆様のご支援をお願い致します。

2025年4月1日

太田原 康成