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泌尿器科

当院の泌尿器科のご案内です。

Urology

各科外来の曜日ごとの担当医の一覧表です。(病院窓口でお配りしているものと同じものです)

診療内容・特徴

泌尿器は副腎と尿路(腎、腎盂、尿管、膀胱、尿道)及び、男性生殖器(前立腺、精巣、陰茎、陰嚢など)の疾患を外科的に取り扱う診療科です。ただし、内科的な診断・治療も行っています。また、尿失禁や過活動膀胱のような生活の質に大きな影響を与えるような疾患も診療しています。

次の症状がある方は受診ください

  • 血尿
  • 血尿を伴う腰背部痛・下腹部痛
  • 頻尿
  • 尿がでにくい
  • 尿漏れ
  • 膀胱が下がっている感じがする など

当科で多くみられる疾患

  • 前立腺肥大症
  • 前立腺がん
  • 頻尿
  • 腎がん、腎盂癌、副腎腫瘍
  • 膀胱がん
  • 膀胱瘤
  • 腹圧性尿失禁
  • 過活動膀胱
  • 尿路結石(腎結石、尿管結石、膀胱結石)

以上のような疾患以外にも当科では外来診療、手術を行っています。
何か心配のある方はご相談ください。

主な手術実績

WAVE(経尿道的水蒸気治療)

103℃ の水蒸気を噴霧し、前立腺組織を約70℃まで上昇させることで、組織を壊死、退縮させる手術です。個人差はありますが、術後1~3ヶ月程度で排尿状態の改善が期待できます。

HoLEP(ホルミウムレーザー前立腺核出術)

手術は全身麻酔下に実施される内視鏡手術です。尿道から内視鏡を挿入し、大きくなった前立腺の内腺と呼ばれる、前立腺の内側の部分をレーザーを利用して丸ごとくり抜き摘出する手術方法です。

TUL(経尿道的尿路結石破砕術)

TULは麻酔をかけた痛みを伴わない状態で尿道から「尿管鏡」という細い内視鏡を挿入し、結石をモニター観察下でのレーザー砕石、または鉗子での摘出を行う治療法です。X線に映りにくい成分の結石や骨盤に囲まれた部分の結石を、直接モニターで確認しながら確実に砕石、摘出することが可能です。

ECIRS(経皮的経尿道的同時破砕術)

TULとPNL(経皮的腎尿管結石除去術)を同時に行う治療法です。PNLでは到達困難な部位の砕石にはTULを用いて砕石を行い、TULで砕くのが難しい大きな結石にはPNLにより砕石、回収を図る手段です。治療の回数を減らしたり、手術時間が短縮できるといったメリットがあります。

腹膜透析

腹膜透析はお腹の中に透析液を入れ、腹膜を使って透析を行う、自宅でできる透析療法です。1日に3~5回、基本的に患者本人やご家族が透析液の交換を行うCAPD(連続携行式腹膜透析)や、主に寝ている時間を利用して透析液の交換を機械で自動的に行うAPD(自動腹膜透析)等、ご自身のライフスタイルに合った方法を選択する事が可能です。

上記のほか、様々な手術に対応します。是非お気軽にご相談ください。